こんばんは!CDPです。
私たちCDPが通わせていただいている、「もんのきの家」という場所を知っていますか?
今回はそんなSFCのキャンパスから歩いて5分のところにある「もんのきの家」での活動を紹介していきたいと思います。
そもそも、「もんのきの家」とは、「みんなが主役、みんなで作る、みんなで楽しむ」というポリシーのもと、藤沢市の縁側事業として2018年10月24日に開所しました。縁側事業とは、住民同士のつながりや支えあいを大切にしながら、人の輪を広げ、誰もがいきいきと健やかに暮らせるまちづくりを目的に、多様な地域住民が気軽に立ち寄れる居場所のことです。開所以来、CDPのメンバーが通い続け、2019年の夏には、巨大流しそうめん、遠藤カルタづくりをもんのきの家の方と大学生が共に企画をしたこともありました。多くの子どもたちが参加し、大盛況だったこの企画をきっかけに、子どもたちが放課後などに気軽に来ることを見据えることができました。
ただ、2020年からのコロナ禍により「もんのきの家」が閉鎖、再開を何度も繰り返し、今年も1月と4〜5、8〜9月に緊急事態宣言発令や、思い通りに集まれない中での活動となりました。大学、そして研究会からも「ワクチンを二度接種している公共機関を使わずに通える人のみ」や1名という人数制限など感染防止を徹底した参加条件が設定されました。
そんな中でも、SFCにある他研究会の学生主導でスマホ講座が開かれ、情報共有がLINEグループで行われるようになり、 12月にはもんのきの家にWiFiが導入され、もんのきの家のインターネット環境が強化されました。環境整備とともに「スマホ教室」が実施され、LINEやGoogle検索の使い方について、CDPメンバーも1〜3名程度の参加者の方に付き、サポートを行いながらお手伝いをさせていただきました。LINEの使い方を習得したことで、参加者の方々は子供世代や孫世代の方々と手軽に連絡できるようになり、スマホに全く興味を示さなかった人がスマホに興味を示すようになったりともんのきの家の方々の「インターネットへの心のハードル」が下がっていくのを感じました。
現在では、看護医療学部に実際に訪れる機会や、年金などに関するお話を専門家にお聞きするという流れが出来つつあります。ただ、これまでもんのきの家に参加してきて、「以前のようにみんなでカラオケをやりたい」という参加者の皆さんの声を何度もお聞きしました。まだまだ見えない状況ながら、少しでも状況が改善していくことを願いつつ、オンラインとのハイブリッド形式をうまく取り入れ、全メンバーが継続的にコミュニ ケーションを取れるような取り組みも考えていきたいと考えています。
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